開催終了 2018年7月15日(日) 午後2時開演(午後1時開場) 十四世喜多六平太記念能楽堂
第三回洩花之能
第三回洩花之能
第三回洩花之能は能「烏頭(うとう)」をご覧いただきます。作者未詳ながら人気曲として上演される事の多い曲で、その見どころは、烏頭というを獲り続けた業によって地獄に堕ちた有様を凄惨に描いた後半部分です。十四世喜多六平太を始めとした名人達が、名舞台として残した曲でもあります。シテの舞と地謡のみで描き出す能ならではの演出を是非お楽しみ下さい。
また昨年同様、山本東次郎・友枝昭世の両師には狂言「千鳥」と仕舞「鵜之段」を、冒頭には歌人梅内美華子氏の解説をお楽しみ頂きます。今回は能・仕舞・狂言共に生き物を捕る、そして夏の曲という共通点があります。三曲三様の違いも楽しめる構成になっております。どうぞお誘い合わせの上、皆様の御来場をお待ち申し上げております。