2019年3月6日

觀ノ会第二回公演 鼎談

3月31日(日)に開催させていただく觀ノ会第二回公演「花筐」。公演では演能の前に演劇評論家の渡辺保先生、和漢比較文学研究者の山田尚子先生、觀ノ会発起人代表の青柳恵介氏にお力添えいただき鼎談をいたします。青柳氏より今回の鼎談についてメッセージをいただきました。3名のお話を伺うことによりその後ご覧いただく演能もより深くお楽しみいただけると思います。

青柳氏からのメッセージも掲載させていただきます。

 

 

 

 

 

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「花筐」の鼎談        青柳 恵介

「花筐」は物狂いとなった照日の前が、最後に帝の御前で「李夫人の曲舞」を舞ってハッピーエンドを迎えます。この曲舞は「花筐」という曲の中でいかなる意味を持っているのでしょうか。作者はどのような意図をもってこの曲舞をとり込んだのでしょうか。「李夫人」の故事は当時の人々にどのように享受されていたのでしょうか。渡辺先生に謡曲の中の漢文脈の問題、山田先生に中国の故事の日本における受容についてお話をうかがいながら「花筐」の理解を深めて行きたいと思います。

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チケットのお求めは友枝家の能HPよりお願いいたします。

友枝雄人「花筐」

事務局