第10回洩花之能 2023年7月16日(日)開催

お知らせ




開催終了 2023年7月16日(日) 13時30分開演 国立能楽堂

第10回洩花之能

第十回洩花之能「道成寺」7月16日(日)

お知らせ このウェブサイトでのチケット予約は終了いたしました。当日券は開場時間(12時30分)より発売予定。売り切れの際はご容赦ください。

次回洩花之能は第十回を記念しまして友枝真也による「道成寺」を上演いたします。また狂言には山本東次郎師の「萩大名」、友枝昭世師の仕舞「羽衣」をご覧いただきます。

「道成寺」は能楽に留まらず歌舞伎や文楽などの日本の古典芸能全般にわたって「道成寺もの」と呼ばれるジャンルを形成するほどのテーマで、古典芸能に詳しくなくても「道成寺」という舞台があることを知っている方は多いと思います。その「道成寺もの」の基礎となってるのが能の「道成寺」です。

能の「道成寺」は安珍清姫伝説(詳しくはこちら)を元にしつつ、いわばその後日談として描かれています。

道成寺は特に難しい言葉を使っている訳でもなく、お能に多く見られる約束を知っている必要もありません。鐘入前の乱拍子とそれに引き続く急の舞の緊張感と存在感を是非お楽しみください。

道成寺の詞章はこちら

さて今回は冒頭に馬場あき子さんと織田紘二さんに道成寺について対談をしていただきます。馬場あき子さんはご存知の方も多いと思いますが現代日本を代表する歌人で日本芸術院会員で文化功労者。喜多流15世宗家喜多実氏に入門され現在最も能に関する造詣の深い人でもあります。一昨年友枝真也との能に関する対談集『もう一度楽しむ能』を上梓しました。またもうひと方、織田紘二(おりたこうじ)さんは国立劇場で40年以上にも渡って歌舞伎、新派をはじめ、文楽、舞踊、邦楽、民俗芸能、琉球芸能などあらゆる伝統芸能の制作、脚本、補綴、演出に携わり、その後国立劇場芸能部長、理事を経て、日本芸術文化振興会顧問を歴任されていた方で、いわば日本の伝統芸能のスペシャリストです。

この稀少かつ豪華なお二人の対談も是非お楽しみに。

チケットはこのウェブサイトにて4月13日(木)午前7時より、またお電話での受付は4月16日(日)午前10時より電話番号 03-3590-1802 洩花之能事務局にて承ります。

またWebサイトからチケットをご注文の方には漏れなく6月以降に道成寺の見どころを演者の目線から解説した動画を配信いたします。

なお会場のシートマップは以下の通りです(詳細なシートマップはこちら)。ピンポイントでのご指定があればチケット予約ページのご連絡欄にその旨お書きください(そのお席が予約済みの場合はお近くのお席を提案いたします)。

なお、学生割引もございます。大学生以下の方はご連絡欄にその旨をお書きください(学生証の提示を求める場合があります)。

第10回洩花之能

対談「道成寺って何だろう」 馬場あき子 織田紘ニ
狂言「萩大名」山本東次郎
仕舞「羽衣」友枝昭世
能「道成寺」友枝真也

於 国立能楽堂

2023年7月16日(日)
13時30分開演

SS席 12000円
S席 11000円
A席 10000円
B席 8000円
C席 6000円
D席 4000円

チケット発売・申込開始

4月13日(木)7:00amより このウェブサイトにて