友枝真也「藤戸」山本東次郎「入間川」 令和3年7月18日(日)開催

開催終了 令和3年7月18日(日) 午後2時開演(午後1時開場) 十四世喜多六平太記念能楽堂

友枝真也「藤戸」山本東次郎「入間川」

第七回洩花之能

第七回洩花之能は緊急事態宣言下ではありますが、東京都の感染防止ガイドラインに則った感染防止策を取り、予定通り開催いたします。しかしながら、規定収容人数に達した為、新規のチケット販売は停止いたします。当日券もございません。現在チケットをご予約済みの方はお気をつけてお越しください。尚、電話でのお問合せは喜多能楽堂(03-3491-8813)でのみ承っております。メールでのお問合せはdesk-shinya@tomoeda-kai.comにお願いいたします。

洩花之能主催公演『第七回洩花之能』は能「藤戸」をご覧いただきます。「藤戸」は世阿弥の作とされていたこともありますが、その構成またテーマの取扱などから、世阿弥の作ではないとされています。源平合戦の時、源氏方の武将佐々木盛綱は備前国児島を攻めるとき、馬で海を渡り平家を追い落とします。実は盛綱は地元の漁師に尋ねて馬で渡れる場所があることを知っていたのでした。しかし、盛綱は自分の先陣の功を他人に奪われるのを恐れ、その漁師を口封じのために殺してしまいます。

盛綱は児島への先陣の功により児島を領地として賜りますが、その入府の日、我が子を殺された漁師の母が盛綱の元にやってくるところから能は始まります。

子を殺された母の悲しさ、そして殺害した盛綱との対峙が前半での山場です。そして後半は殺された漁師の霊が現れ盛綱への恨み晴らそうとします。

殺した者・殺された者・その遺族という三者三様の視点が舞台でぶつかる能ならではの緊張感を御堪能ください。

解説は毎回の分かりやすい解説が御好評の歌人・梅内美華子氏、またお狂言は人間国宝の山本東次郎師に「入間川」をまた同じく人間国宝の友枝昭世師には仕舞「実盛」を御披露いただきます。現代の能楽界の至芸をお楽しみに。

藤戸の詞章のダウンロードはこちらから。

友枝真也「藤戸」山本東次郎「入間川」

おはなし 梅内美華子
狂言「入間川」山本東次郎
仕舞「実盛」友枝昭世
能 「藤戸」友枝真也

於 十四世喜多六平太記念能楽堂

令和3年7月18日(日)
午後2時開演(午後1時開場)

S席 8000円
A席 7000円
B席 6000円
二階席 4000円

オンライン事前講座7月3日(土)午前11時より
聴講料 1000円

チケット発売・申込開始

規定収容人数に達した為、チケットの販売は停止いたしました。